11/20
昨日NY時間は米週間新規失業保険申請件数の悪化やNYダウ先物の下落を背景にドル・円は88.60円台をつけたが、クロス円の買いを材料
に89円台を回復した。さて、本日は注目される重要指標も少ない中、日中に日銀金融政策決定会合が控える。金利については据え置きの
見方が大方となり、反応は限定的と思われるが、前回の政策金利発表後の日銀声明で「CP・社債買い入れの年内停止の決定」が報道
されると金融緩和の解除が意識され一時円買いに働いた為、声明には注意を払いたい。また、欧州時間に入ってからは独10月生産者物価
指数の発表が予定されている。特段注目度は高くないものの、インフレ率を判断する指標の一つとなり、ユーロ圏は景気後退から脱却
しつつあるとの見方が出ている為、発表後の動向に気をつけたい。これに併せて、トリシェECB総裁の講演も出口戦略について言及
されるかどうか注目である。本日は指標発表が少ない事から、株価動向に左右される可能性も高く、突発的なニュースなどにも十分注意
したい。
11/13
本日、東京時間には特段注目指標は予定されていないため、引き続きアジア・本邦株式の動向には注意したい。欧州時間にはユーロ圏・独の第3四半期GDP・速報が予定されている。昨日、株安・原油安などの影響から対円・対ドルともに売り込まれたユーロだが、前回の独第2四半期GDP・速報は好結果となり、ユーロが急伸したことから、今回好予想されている第3四半期GDPもユーロ上昇の鍵となる可能性もある。NY時間には米9月貿易収支と米11月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値が予定され、好悪入り混じる予想ではあるが、両指標とも結果次第では動意づく可能性があるため、注視したいところだ。
11/11
先週末の米雇用統計を消化し、今週のドル・円は値動きが上下50銭程度で方向感に欠ける展開が続いている。そんな中、本日は米国、トロント、パリが休場となっていることから、より取引が手控えられるとの見方が強い。だが欧州時間に予定される英10月雇用統計、英BOE四半期インフレレポートの発表は相場を動意づける可能性が高い。英雇用統計は失業率、失業保険申請件数の予想がまちまちとなっているものの、いずれも予想より改善されれば、ポンド・円やその他クロス円の上昇からドル・円上昇が見込めることからまず見逃せないだろう。また、インフレレポートは前回の発表直後にポンド・円が60銭ほど下振れるなど、相場への影響力も強いため、内容やその後の発言等も注視すべきだろう。これら英経済指標と時間は前後するが、本邦株価の値動きは引き続き気をつけたい。ドル・円相場との直接的な相関性はやや薄れているものの、株価の堅調さはクロス円の上昇へつながり、軟調地合いはクロス円下落の要因となり得るからだ。
11/6
昨日のNY時間は米株価の堅調推移に支えられる格好で90.70円台まで値を上げた。本日は朝方から複数の経済指標が控えているものの、やはりNY時間に発表される加・米10月雇用統計に注目が集まるであろう。先に発表される加10月雇用統計は前月に比べて雇用ネット変化が3倍以上に伸びる見通しだが、カーニー加中銀総裁がカナダドル高は経済成長を抑制するとの発言をしている事もあり、上値を試す可能性は低い。また、米10月雇用統計では失業率の悪化が見込まれているが、昨日発表された週間失業保険申請件数が改善されている事から雇用情勢の底打ち感が見えつつある。ただ、年明けには失業率が10%を超えるという声もある為、引き続き注意していく必要がある。株価動向においては、欧米株価の堅調推移を本邦株価がどのように流れを引き継ぐのかにも注視していきたい。
11/3
昨日のNY時間は、米10月ISM製造業景況指数や9月中古住宅販売保留の好結果を受け、90.60円台をつけた。さて、本日の日中は豪RBAキャッシュターゲットが予定されている。市場では先月に引き続き利上げの公算が大きく、豪ドルは買いが強まる可能性が高い。しかし、豪ドル・円は83円台から売り注文が控えているとの噂もあるため注意が必要だ。なお東京市場は文化の日で休場となることから、本邦を除くアジア株式市場や時間外のダウ先物などの動向にも留意したい。また、NY時間には米9月製造業受注指数が控えている。市場では改善予想とされているが、ISM製造業景況指数の新規受注が連続して減少しているため、本指標も下振れリスクに注意を払いたい。